養蜂家 辻のミツバチ雑記 vol.01

 

「冬場のミツバチについて」

 

冬場のミツバチは冬眠状態で気温が高い日中に働き蜂が少し巣箱から出入りするだけで、

養蜂作業も暖かい日にしか出来ないオフシーズンです。


かといってやる事がない訳ではなくて、意外と重要な作業が多く、

春先の採蜜シーズン開始後のミツバチの状態を左右する大事な時期でもあります。


ミツバチが減らない様に管理を徹底する事に冬の時期の養蜂家は気を遣います。

冬場はミツバチは増える事はほとんどなく、

餌も秋口までに溜め込んだ蜂蜜を消耗する持久戦です。


なので極力秋口のミツバチの量が減らない様に蜂蜜切れがないかチェックをしたり、

ダニによるミツバチの死滅がない様に作業をピンポイントで行います。

もし、作業が不十分だとミツバチが死滅して巣箱の数が減少したり、

レンゲの開花期にミツバチの量が足りず蜂蜜の採り遅れが生じたりします。


冬場を乗り越えて良い状態のミツバチを残す事がプロとしての腕の

見せどころだったりもする大事な時期なんです。

 

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