🇦🇷アルゼンチン旅行記7

タンクに貯まった蜂蜜をドラム缶に充填していく。1本300キロ。
日本に輸出される前には残留農薬等の検査も行われる。

 

現場から引き上げた蜜巣を下ろしているところ。箱の扱いが豪快!😅
この扱い方だと日本式の巣箱はすぐに壊れてしまう。
だから南米ではシンプルな蜂箱が最適な理由がわかる。

蜜枠を蜜蓋切り機のコンベアに通していく。

コンベアに乗せた時点では、巣房は蜜蓋によって封がされた状態となっている。

機械の中ではハンマーモアのような仕組みで巣の表面を薄く削ぎ落とし、蜂蜜が流れ出せる状態にしていく。

蜜蓋切り機には熱を使って蜜蓋を切り落とすタイプもあるが、この機械は熱を使わない。そのため、熱による蜂蜜への影響を抑え、より品質変化の少ない状態で処理を行うことができる。

蜜蓋を切り終わった巣は遠心分離機の枠にセットしていく。
その間蜂蜜と蜜蝋がどんどん落ちていってるが、これも下の受け皿に溜まり無駄なく集められて分離機にかけられる。

日本でよく使われている遠心分離機は、縦軸で移動可能な小型タイプが多い。

一方、アルゼンチンで使われているものは横軸の大型据え置きタイプで、一度に80枚近くの蜜枠を回すことができる。

そのため、全ての蜜枠の遠心分離が終わるまでに掛かる時間は40分程度。日本では考えられないほどの処理能力だ。

遠心分離が終わった蜜枠は再び継箱へ戻し、トラックへ積み込む。

そして翌日には再び採蜜現場へ向かい、蜜の入った蜜枠を回収し、空になった蜜枠と入れ替える。この作業を採蜜期間中、ひたすら繰り返していく。

 

空の新品のドラム缶。

採蜜量が多い時には200本近く使用することもあり、ドラム缶代だけでもかなりのコストになる。

中にはコストを抑えるために中古のドラム缶を使用するところもあるそうだ。しかし、以前入っていた内容物の匂いが缶に残っていると、その匂いが蜂蜜へ移ってしまい、品質にも影響を与えてしまう。

いかに採れた時の味や品質を変えずに日本まで届けられるか。蜂蜜は採蜜した後の管理も、品質を左右する重要な工程の一つとなっている。

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